2023年6月30日金曜日

♯02 PDCA編 〜目標に向けての改善〜

 【ロマンス経営論 ♯02】

PDCA編 〜目標に向けての改善〜


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僕はジョン・エミソン。

今回も、カフェのカウンターからお届けします。


さて、前回、話したのは、僕がサラに振られた話。ライバルのマイクは、サラが何を本当に求めていたのかを理解し彼女の心を射止めた。


その後、僕は失恋の傷心から立ち直ろうと、カフェの新メニューを考えながら、新しい恋愛の成功のヒントを探していました。


「兄さん!モーニング・エスプレッソ1つ。」


そのとき、弟のピーターが現れました。彼もまた、同じ大学のモニカという女性に片思いしていましたが、なかなか相手にされていないと悩んでいました。


僕は、彼にアドバイスを始めました。

「ピーター、一度のデートで彼女を落とそうとするのではなく、何度も丁寧にデートを重ねるのだ。」


つまりそれは、PDCAサイクルを活用することと似ています。


最初は平日のランチなど、気軽に来れそうなデートプランから始めた。そして、彼はデートの度に、


「P」計画

「D」実行

「C」チェック

「A」改善


のサイクルを繰り返し、その度に、モニカについて学んでいきました。


ピーターの努力は、すぐには報われませんでした。しかし、彼は諦めませんでした。毎回のデートでモニカの好みや興味を少しずつ理解し、それを次のデートに生かしていきました。


そして、何度ものデートを経て、モニカはピーターの誠実さに気付きました。彼が彼女のことを理解しようと努力していること、そして自分の好みや興味を尊重していることに感動しました。


「モニカ、今週の金曜日の夜、

 またデートをしてくれるかい?」


「ピーター、もちろんよ。」


金曜日のディナーの後に、モニカはピーターに向かって、照れくさそうに言いました。


「ピーター、私たちは何度もデートを重ねてきたけれど、あなたが私のことを一生懸命理解しようとしてくれる姿を見て、私、あなたのことが好きだって、気付いたの。」


翌日。


「兄さん!モーニング・エスプレッソ2つ。」


と、モニカを連れてきた誇らしげなピーターと、朝日がとても眩しかった。僕は、弟の恋が実ったことを理解し、自分のことのように嬉しくなった。


そうだ、


新メニューは、夏の朝のようなワクワクしたイメージで、サンライズ・エスプレッソを試作してみよう。


そして、気がつけば自分の失恋を癒すことができました。そして、次の恋愛に向けて、僕は様々な学びをこれからも続けていこうと思った。


『…次の恋こそ…Continued next…』


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PDCAの観点から:


ビジネスにおけるPDCAサイクルは、その名の通り、計画(Plan)、実行(Do)、チェック(Check)、改善(Act)の四つのフェーズから成る。これは恋愛においても同じで、何度でも挑戦し、結果を分析し、次回に活かすことが大切です。


ピーターは、これを忠実に実践しました。一度のデートでモニカの心をつかもうとせず、一つずつ積み重ねた経験から彼女の好みや興味を理解し、それを反映したアプローチを次のデートに活かしました。


それがモニカに誠実さという形で伝わり、彼女の心を動かす結果となりました。これは、経営においても顧客への理解とサービス改善のプロセスが深く関連していることを示しています。


「サンライズ・エスプレッソ」という新メニューは、このPDCAサイクルの精神を体現しています。新しい試みにチャレンジし、反応を見て改善を重ねていく。それが僕たちのカフェの成長を支えるエンジンとなる。


次回は、"5フォース編 〜競争との向き合い方〜" ついてお話ししましょう!お楽しみに^ ^

2023年6月25日日曜日

♯01 マーケット・イン編 〜求められるものを理解する〜

 【ロマンス経営論 ♯01】

マーケット・イン編 〜求められるものを理解する〜


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僕はジョン・エミソン。街角の小さなカフェが僕の舞台。エスプレッソマシンと穏やかな笑顔が、僕の日々を彩っている。


僕は最近、うちのカフェによく来る“サラ”という1人の女性に深く惹かれている。彼女はいつもレースのワンピースを着ていて、ブロンズの髪をなびかせている。


そんなサラに想いを寄せるのは、僕だけではない。同僚で僕より、ほんの少しハンサムな“マイク”だ。


僕は、マイクには先を越されたくなくて、善は急げ、と行動を起こした。彼女がいつもカフェに来る水曜日に準備をし、彼女へ10本のバラの花束を贈った。我ながら、それは美しいジェスチャーだった。


先を越されたマイクは、僕に勝つために、20本のバラの花束を渡すのか?と思ったけど、彼はしなかった。


マイクはサラとの日常の会話を増やし、ただ、楽しんでいるようだった。


そして、ある日、彼はライバルである僕の行動とは、別のアプローチを選んだ。


マイクは、サラをデートに誘い、彼女を自然が作り出したバラ園に連れて行った。


彼は、サラとの日常的な会話を通じて彼女が、実は、野に咲くバラを愛していることを知ったようだ。


サラは、その壮大なバラ園を見た瞬間、目が輝き、その美しさに息を呑んだそうだ。


マイクのこの心遣いにより、サラは、マイクが本当の愛を理解していることを感じ、その誠実さに感動したんだ。


2人がこの後、どうなったかは言うまでもない。

僕は、マイク(マーケットイン)の姿を見て、自分が何を見落としていたのか理解した。


『…次の恋こそ…Continued next…』


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マーケットインの観点から:


自分の競争相手が顧客に特定の製品やサービスを

提供している時、その量を上回るだけではなく、顧客が何を真に求めているかを理解し、そのニーズに対応する方法を見つけることが大切です。


これは、顧客の真のニーズに直接対応した製品やサービスを提供することで、競争相手を上回るという意味です。心遣いは顧客に感動を与え、深い信頼関係を築くことに繋がると思っています。


次回は、"PDCAサイクル編 〜目標に向けての改善〜" ついてお話ししましょう!お楽しみに^ ^

2023年6月24日土曜日

♯00 ロマンス経営論 〜仕事って楽しい〜

 【ロマンス経営論 ♯00】 〜仕事って楽しい〜


たくさんのお店が『商売繁盛』でき、たくさんの人が生き生きと笑顔で働く瞬間を想像すると、とても幸せな気持ちになります。


そんな幸せを少しでも皆さまと共有できたら…と思い、オリジナルの『ロマンス経営論』を今後、投稿していくことにしました。


商売繁盛のヒントやビジネス用語を、小さなロマンス物語に例えて、気軽に、楽しく、皆さまにお伝えしていきたいと思います。


皆さまの『笑顔の一部』になれたら嬉しいです。そして、皆さまがより一層、輝きますように✨


(※ 経営論は、時代・業界・企業風土によって、適しているか異なります。その上で、一つの提案として皆さまのご参考になれれば幸いです。)


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初回は、【ロマンス経営論 ♯01】

"マーケット・イン編 〜求められるものを理解する〜" 

近日の投稿をお楽しみください(^^)

2023年6月22日木曜日

商売繁盛への想い

〜「いらっしゃいませ」の環境で生まれ育ち 〜


祖父。私のおじいちゃんは、昭和29年頃に

八王子の中町でラーメン屋を創業しました。


私は小学2~3年生の頃、日曜になると母に連れられ、

ラーメン丼ぶりを洗う食洗機の前にいました。


足手まといになりながらも、お手伝いをすると、

おばあちゃんが ご褒美に買ってくれる

“都まんじゅう” が楽しみで、張り切りました。


私が小学5年生になる頃、母はそれまで

貯めたお金で自宅を改装し、飲食店を始めました。


私はいつも苗字以外に商売の看板も持っていました。

『〇〇屋さんの孫』『〇〇店の娘』


それは、私が小学生の頃から、

商売がどういうものかを理解していたからです。


商売は…

【人を迎えること。】

【人と繋がること。】

【人が生きること。】


はっきりとした言葉ではなくとも、

当時から、子どもながらに感じていました。


私にとって、

『いらっしゃいませ』は、大切な言葉。


初めてでも。2回目でも。

数えきれなく会っていても。


 “いらっしゃいませ”


人を迎えることは、

繋がり、生きることだと思っています。


今後の私の天望(個人的活動理念)は、

3つの約束…

『商売繁盛』『子宝政策』『百歳充実』です。


ゆっくり、一つずつ、コツコツと…

着実に取り組み進むために、順序を熟慮しました。


これらの目標を達成するために、

私は次の10年間で『商売繁盛』に貢献できることを

率先して模索し、行動していきます。


その中で、『子宝政策』と『百歳充実』に向けて

実る糧と種を見つけていきたいと思っています。


最後に…


『いらっしゃいませ』の精神で、

  どんな困難も乗り越えていこう!!

私の物語が皆さまの旅に

  豊かさをもたらす一助となれば幸いです。


げんちえみ

2023年6月6日火曜日

はちおうじこどもえがおプロジェクト

 はちおうじこどもえがおプロジェクト🧒🚗


https://802ksp.wixsite.com/kids


6月18日(日)お子さま無料で遊べます(*^^*)

空の下、人と出会い、風に触れて、

こども達が遊ぶ機会が増えますように✨


優しいボランティアスタッフさんたちが

みんなをお迎えしてくれます。

(素晴らしいスタッフさん達に感謝ですね♪)


私もお昼頃は、お手伝いしています🧡

ボランティアスタッフさん募集しているので

ご協力頂ける方、ぜひお声がけください♫


企業さんからの活動支援もお待ちしています🌸

皆さまも、気持ちの良い空気に触れて

えがお溢れる季節を過ごされますように✨


NPO法人理事 げんちえみ

教壇からの学び:大学講師として

  【教壇からの学び:大学講師として】 市内の大学で、講師として講義を担当させていただきました。人との繋がりと有難い機会に、深い感謝の気持ちでいっぱいです。 そして私は教壇に立ちながら、“学び”とは、生徒だけではなく伝える側、双方向の成長の旅であることを改めて感じました。 私から...